【技術情報】サスペンション オーバーホール の必要性!

サスペンション搭載 自転車に乗っている皆さんへ

サスペンションのオーバーホールは行っていますか?
1~2年に1度はサスペンションのオーバーホールを必ず行いましょう!

理由はサスペンションのコイル部分が錆びたりする為です。
特に通勤などで使用しているユーザー様は注意ですよ!
見えない部分ですので、定期的に行いましょうね~


サスペンションのオーバーホール

 

今回のサスペンションフォークはSR SUNTOUR のNEXというサスペンションです。
ロックアウト機構が付いている700c用のサスペンションフォークですね。
主にDSシリーズに装備されているフォークとなります。

まずはチャチャチャっと分解します。
そして、個々のパーツの汚れ具合を確認しましょう!

使用期間は6年ですが、かなりと綺麗です。
ネジなどは錆びていますが、サスペンションで大事なのはレッグ部分とスプリング部分ですので、
この部分が錆びていないというのが非常に大事です。

各部の砂汚れは洗えば問題なので、この辺は使用していれば当然という事で問題なし!

ここからは!

各パーツをチェーンクリーナーフォーミングマルチクリーナーで洗浄します!

洗っている部分はお見苦しいので、割愛しまして・・・。(撮り忘れた訳ではありませよ・・・)
という事で、完成!

全てを洗浄して、グリスを落としました。
当然、汚れも。

ピッカピカになっているのがお分かり頂けますよね?

こうして何も塗布されていない状態から、グリスアップをして再度組み立てます。

んで、出来上がったのがこちらです!

今回、分解してみて大きくは問題がありませんでしたが、レッグ部分に少し錆が出ていました。
これが時間と共に進行していくことは言うまでもなく。
お客様へは、この部分に関して注意して頂くようお話をしてお渡しですね。

使用年度や使用頻度から考えたら本当に状態が良かったです。
サスペンションが付いている自転車に乗っている方は本当に注意してくださいね!

定期的に整備をしないと、いつかサスペンションが折れてしまい、大事故に繋がります。
自分でサスペンションのオーバーホールを行うのも出来なくはありませんが、専門店へお任せしてしっかりと整備してもらうのが大事だと僕は思います。

少しでも悲惨な事故が無くなり、これからの自転車ライフを楽しんで頂けるように、サポートをしていきますので、まずは点検にお持ち込みください!

※サスペンションによっては、分解・洗浄が出来ないものもありますご注意を。

 

本日のブログ担当:野々山
nonoyama

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