昔のBMXのオーバーホール始めてみました。

こんにちは、川村です。

早いもので年の瀬、皆さま大掃除はお済みですか?? 大掃除が必要なのは自転車も一緒!オンシーズンに気持ちよく乗るためには、この季節にオーバーホールを済ませておくことをお勧めします。

さて、最近昔のBMXを譲り受けたのですが、なんとか復刻できないものかと営業終わりにオーバーホールを始めました。


車体はDRAGONFLYというドイツのBMXメーカー。経年の汚れや傷などはありますが、そこは洗浄と塗装補修でカバー出来そうです。(既に洗浄と幾つかのパーツを外した写真になってしまいました…。)

BBはスポーツバイクでは見ない形、これはアメリカンBBと言って昔のBMXで主流だった規格。写真では伝わり辛いですが、クランクはドライブ側とノンドライブ側が一体になったワンピース構造でした。この部分は既に錆びてしまっていたので、次にどんなものを使うかを含めて考えたいですね。

BMXと言えばジャイロ!TREKでもC3 Projectの選手達が乗るMTBには使われているのを目にしますね。こちらも既に錆びてしまっているので新しいものと交換します。

…が、ジャイロケーブルの台座でボルトが固着していました。これは後でドリルを使って取り除かなければなりません。

続いて、ステムを取り外そうとしましたが、ボルトが全く緩まない…。どうやら、錆とオーバートルクによって固着してしまったようです。仕方がないのでドリルを使ってボルトに穴を空けることにしました。

ボルトが中空になったことで何とか工具で緩めることが出来ました。これで、一つ目の問題解決です。

続いて、こちらのシートポスト。錆による固着で叩いても、引っ張ってもビクともしません。この日中の作業は困難と判断しWAKO’Sさんの潤滑剤、ラスペネを差して寝かせておくことにしました。

後日、ラスペネを数日に渡り吹きかけたシートポストに固定してコジコジ。ちょっとずつ動くようになって…

やっと開通です!!これで2つ目の問題解決が解決しました。残すは問題はジャイロの台座のボルト折れですね…。

普段中々触ることのないBMXですが、新しい発見が沢山あって面白いですね。果たして最後までリペアできるのでしょうか?? 次回のお話にご期待下さい!!

本日のブログ担当:川村

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