メタルブレーキパットは何が違うのか?

シマノのメタル系ブレーキパットのオーダーを頂きました!(オーダーとブログネタのご提供、ありがとうございます。)
メタル系パットを自分で使ったのは 10 年ちょっと前の田子です。
こんにちは。
今のブレーキパットの方が改善され過去の経験はあまり役に立たないと思うのでインプレはありません。
何より、このブレーキパットを自分で使っていないのでインプレが書けないと言うオチです…


左の金ぴかが「メタル系パット」
右は馴染み深い「レジン系パット」

メタル系とレジン系の違いは?

シマノの資料抜粋してみました。
レジン系と比べると初期制動が高いので「ガツッ」と効き始める感じはあるので、慣れは必要になるかも?
雨天時や長い下り坂などでの長時間ブレーキでは制動力の変化は少ないと思います。
パットの食いつきが良いので、ブレーキング初期の使い勝手は「ガツッ」が少ないのでレジン系の方が良さそうですね。
※「カツッ」慣れの範囲だと思います。
メタル系だと金属同士が擦れ合うので、レジン系と比べたら音は大きく感じます。


含有されている物は分かりませんが、恐らく銅系の素材が使われているのでは?と色から想像してしまいます…
個人的にですが、金属材料元素分析装置で含有物を調べたくなりますね。


バックプレート部分はレジンとメタルでは違い、幅もメタル系の方が 0.1mm 広かったです。
バックプレートの違いが気になりますが、メタル系の場合だとバックプレートの素材を変えて付けないと…
摩擦材部分が剥がれてしまうのかな?と、これも想像です。

メタル系パット良さそうじゃん!と思っても、ブレーキローターが対応していない物もありますので…
まずはご自身のブレーキローターが対応しているか?確認をしてください。

代表的な物だけですが、対応している物は
SM-RT900
SM-RT800
SM-RT70
RT-MT900
RT-MT800
はメタル系 / レジン系共に対応しています。

メタル系パットの方がブレーキローターの攻撃性は高くなります。
経験的に平地メイン、レジン系パットを使っていてブレーキローターの交換目安は状況によってだいぶ変わりますが ~20,000km な感じです。
メタル系パットでのローター限界距離はデータを持ち合わせていないでの、今後分かった時に書かせてもらおうと思います。

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