こんにちは、今野です。
スポーツニュースなどでも最近よく見かけるロードバイク。漫画やアニメの「弱虫ペダル」の影響や、日本人トップレーサーの世界的活躍、自転車活用推進法案の可決など、ますます注目を集めていきそうですね。
もちろん!当店でも、これからスポーツ自転車を始めたい!という方を最大限サポートさせていただいております。お客様と一緒にロードバイクの爽快感!走った先で見る特別な景色!を体験していきたいと思っています。
初めてのロードバイクを選ぶときの注目ポイント
一言にロードバイクと言っても今は様々なモデルがあり、色々詳しく知らないとどれも同じに見えて、何をどう選べば良いか迷いますよね。
しかもロードバイクは「安い」と言われるものでも10万円前後はしますので、決して「お安いお買い物」ではありませんから、できれば(絶対に!)失敗したくありません。
このページでは、ロードバイクを選ぶときのポイントを書いてみます。
◯目次
・フレーム(車体)素材の違い
・コンポーネントの違い
・価格の違い
・乗り方の違い
・フィッティングやフレームサイズの違い
・メンテナンスの違い
フレーム(車体)素材の違い
ローロバイクのフレーム素材は主に、カーボン、アルミ、クロモリ(鉄)の3つに分かれます。
それぞれの特徴を表にするとこんな感じです👇
カーボン | アルミ | クロモリ(鉄) | |
重量 | ◎ | ◯(△) | ×(△) |
振動吸収 | ◎ | △(×) | △ |
反発 | 自由 | 早い | 伸びる |
価格 | 高 | 中 | 安(高) |
※それぞれ()がついているのは、物によって違いがあるためです。
重量や反発が早いと、登坂性能や加速性能が良くなります。
振動吸収が良く、バネ感のある伸びるような反発があると長距離を乗っても疲れづらいです。
<カーボン製>
超軽量で振動吸収も良く、程よいバネ感のある反発。現代ロードバイクの最新素材
TREKのOCLVカーボンフレームは、綿密なデータ収集とロケットサイエンスエンジニアによる高度な解析技術によって、様々なライダーに合わせたカーボンロードが用意されています。
価格は20万円前後から100万円を超えるものまで様々。
製品については「乗り方の違い」のページで後述します。
<アルミ製>
軽量で反発が早くロードバイクらしい軽快な加速感が味わえる。
カーボンロードが業界を席巻する中、アルミ製チューブ(パイプ)を整形する技術進化(ハイドロフォーム整形)、高い溶接技術(インビジブル ウェルド製法)など金属であるアルミのロードバイクが再認識されカーボンロードと同じくTREKでは開発に力が入っています。
特にTREKのアルミ製ロードバイクでは、トレックのアルミ史上最軽量のフレーム単体970gであるEmonda ALRや、従来欠点であった振動吸収を高めたDomane ALRなどのリリースが相次ぎ、入門からガチンコのレース機材としても非常に喜ばれています。このALRシリーズからロードバイクを始められれば最高です。言うことなし!といった感じ。
もう少し価格の抑えた、アルミ製ロードバイクなら1シリーズ。
街乗りから通勤通学にも使い倒したいという方には向いているモデルが👇こちら↓
アルミロード[1シリーズ]と[ALRシリーズ]の注意したい違い
ブレーキの規格が実は違うので、1シリーズを後々カスタムしたいとお考えの方は、お気をつけください。1シリーズにはSHIMANO 105等のショートアーチブレーキは取り付けできません。
※オフセットカートリッジブレーキシューなどのパーツで取り付けが出来なくもありませんが、そもそもブレーキの制動力を上げたいと言う理由でカスタムアップを検討されるはずなので、本来求めていた制動力になるとは限りません。そういった意味では、レースまでは行かないにしても本格的なサイクリングを長く楽しみたいと言う方は、初期投資が少し上がりますがALRシリーズの方が、後々後悔しないと思います。ALRシリーズは全車種11速スプロケットに対応したリアホイール(フリーボディ)となっております。
<クロモリ(鉄)製>
しなやかで耐久性があり、頑丈。重量は重い。バネ感のある走りで超長距離にも◎
フレームチューブが細身でクラシカルな印象。世の中には軽量なクロモリ製フレームも存在するが、値段は高価。造形のしやすさや耐久性などの観点から、アルミ製フレーム同様にロードフレームの素材として見直されラインアップが豊富になってくる可能性もあるとか無いとか。マテリアルの進化次第では今後驚きを与えてくれるかもしれません。※あくまで推測です。
TREKでは、その耐久性からツーリングバイクがラインアップしてます。👇こちら↓
キャリアが標準装備され、変速のためのレバーもダブルレバーと言われるタイプのレバーがバーエンドに。これはハンドルバックなど更なる荷物の積載を考えてのことだと思います。日本一周などたくさんの荷物を積載してトラベリングしたいという方はこのバイクが頼もしい相棒になってくれると思います。
さて、今回はフレーム素材について書いてみました。
次は、「コンポーネントの違い」について書いてみたいと思います。