こんにちは、今野です。
何かを隠すようにトップチューブを覆われたバイクが、今年 XC(クロカン)のワールドカップを走っていましたが、
ついにベールを脱ぎましたね。
トップチューブの目隠しは、このIsoStrutという新機構でした。
昨年までTREKのフルサスXCマシンはTopFuelでしたが、TopFuelは今年 ストローク量やヘッドアングルの変更でトレイルよりになって先に発表されていました。勘の良い方だとこの時点で新しいXCが出るなと思っていたかもしれません。
ただ、発表された新型フルサスXCマシンは、どうやらただのフルサスでは無いようです!
上写真のようにリアバックはチェーンステー側のリンクが1つだけで、シートステーはそのままユニットと合体しますので、シートステーは「しならせる」構造になってますね。
現物を触る機会がありましたので、実際にしならせてみましたが、しなっている感触は良く分かりますが、今までのリアユニットの感触のそれとは明らかに違いました。なんと表現したら良いかわからないのですが。
ただ何よりも驚いたのは『軽さ』です。フルサスとは思えないリジット並のの軽さですね。9.9グレードの公称値9.84kg(Mサイズ)です。
イタリアの発表会で、リアユニットのカットモデルなんかもあったみたいで、シクロワイアードさんの記事がすごく詳しいです。→シクロワイアード
ボトルが2つ取り付けられるというのも中々嬉しいですよね。
<ラインナップ>
SuperCaliber 9.9 価格1,050,000円(税抜)
SuperCaliber 9.8 価格648,000円(税抜)
SuperCaliber 9.7 価格539,000円(税抜)