Dura-Aceカスタマイズ ~ハンドル内臓型ジャンクション~

どこを調べても情報がないEW-RS910について
今回は付け方を含めて載せます~。

このEW-RS910を取り付ける為のルールが1つだけあります。
それはハンドルにケーブルを通す穴が開いている事です。

この穴が開いていないと、
どうやってもケーブルを通す事が出来ません。
アルミハンドルなんかは、ドリルで穴を増設するなどが出来ると
思いますが、あくまで自己責任でお願いします~。

STI(デュアルコントールレバー)をハンドルに取り付けます。

両方とも取り付けてしまって作業!
というのでも良いとは思いますが、ケーブルを通す際に
レバーが邪魔になるのが嫌だったので
僕は右手側だけにしました。

そして、ここからが執念です!
先程の穴からケーブルを通します。

イメージはこんな感じです。
◆黄色〇からケーブルが通る
◆ハンドル内部を赤線に沿って通る
◆反対の黄色〇からケーブルが出る
という感じです。

ケーブルの長さはハンドル幅(芯-芯)+300mm見とけば
間違いないはずです。
ハンドルの中がどうなっているか、分かりませんからね(苦笑)
こちらのお客様は、400+250=650mmで行きました。

STI同士をケーブルで繋いだら、続いてはジャンクションAの
EW-RS910とSTIを繋ぐケーブルを通します。
※汚い線なのは許してください。。。

簡単に言うと赤い線の通りにケーブルを通します。
メジャーで測れば計測できますが、ハンドルエンドから50mm
は出ていた方が作業的にやりやすいですね。

今回はお客様は
◆ハンドルリーチ:93mm
◆ハンドルドロップ:123mm
でしたので450mmを選択しました。

ケーブルを通すとこんな感じになります。

続いてジャンクションAとジャンクションBを繋ぐ
ケーブルを通します。

黄色の〇からそのケーブルを通します。
これは結構長い方が良いですね。
今回は、EW-WU111というワイヤレスユニットも繋ぎました。

その結果こうなりました。
◆EW-WU111とジャンクションB=150mm
◆EW-RS910とEW-WU111=1000mm

ケーブルを通したらEW-RS910と繋ぎます。
同梱されているゴム製の三穴をケーブルに通してから
EW-RS910に繋ぎます。

このゴム製のモノが、EW-RS910がハンドル内に入り込んで
しまうのを止めるためのストッパー的な役目をします。

こんな感じで押し込みます。
どうしてもストッパーがある関係で、奥まで入りにくいです。
EW-RS910を左右にねじ込みながら入れると綺麗に収まります。

またまた同梱されている両面テープをハンドル上面に貼ります。
僕は固定力を考えて上下に貼りました。

このEW-RS910がハンドルエンドから飛び出るのを抑えるため
このカバーを取り付けます。

カバーは分割されていて、
一つは↑の写真のように溝が掘ってあります。

もう一つには、突起が出ています。
指が汚いのは無視して下さいね(笑)

先程の溝にこの突起がハマる事で、
カバーがズレるのを防ぐようになっています。

こんな感じで固定されてます。
これでほぼ完了!

ついでにSTIの写真も撮りました。
秘密のスイッチも付いていますし、
マイナスドライバーでブレーキレバーの
調整が出来るようになっています。

長々となりました。
これにて取り付け方法は終わりになります。

ケーブルを通す際は、
いらないワイヤーなどを利用すると簡単に通せますよ~

本日のブログ担当:野々山
nonoyama
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