こんにちは。「リムの徳」こと徳田です。
連載も3回目となりまして・・・
今日はブレーキアーチ(シュー)について考察を述べて行きます。
そもそも・・・皆様!前ブレーキと後ブレーキの役割ってしっかりご存知でしょうか?
「いやいや、自転車を止まらせるブレーキだろ!前を強くしないで両方ともで止めるんだよね!」
とおっしゃるのは、当然のことだと思われます。
もちろん、安全な走行にはしっかりブレーキングは当たり前ですが・・・
前ブレーキ:自転車を確実に止める。後ブレーキ:スピード調整を担う。
これが基礎中の基礎です!
もともとブレーキングは「タイヤのグリップ力」と「ブレーキの制動やクセ」を体で覚えて
その均衡点、つまりいい塩梅を知ってこそナイスブレーキングになるわけです。
これをしっかりマスターするには、モータースポーツでいうところの
「ジムカーナ」的なトレーニングを安全な場所で繰り返し行うのがベストです。
ワタクシの大好きなコンタドール氏の下りの良いお手本ですが、
しっかりと腰を引き、後ろ荷重を充分にキープして、最悪後輪が浮き上がってしまい
摩擦抵抗がなくなった挙句のジャックナイフ状態からの落車を防ぎます。
また、ワタクシの記憶が確かなら、かつてのトップ選手曰く・・・
「長〜いダウンヒルが連続するステージなら、ブレーキアーチのOPENレバーを
開けてインナーワイヤーを固定し、シューが減ったらクローズするのさ!」
なんて、やんちゃなインタビューを見た気がしますが・・・
現在では各メーカーからブレーキシューは星の数ほどリリースされていて、
取っ替え引っ替え試してみるのもかなり楽しいですね!
取り付け、取り外しも+ドライバーやレンチで簡単にできます。
これからの春夏シーズンに向かって、お取替えされ、気分一新颯爽と
走行されてはいかがでしょうか?
それでは皆様!またの続編にご期待下さいませ!