こんにちは、川村です。
3回に渡り連載しておりますジャパンカップのブログも今回で最後になります。
本日は3日目、ジャパンカップ本戦のお話です。
日曜日はジャパンカップ本戦、コースは宇都宮市森林公園のスタート/フィニッシュ地点から古賀志林道を含む1周10.3kmを14周する144.2kmの周回コース。
前日のクリテリウムとは違い、山での決戦になるのでクライマーと言われている脚質の選手が活躍するレースです。
会場は宇都宮市街からは8kmほどですが、シャトルバスや自転車、もちろん車でもアクセス出来ます。(交通規制、駐車場の入場規制があるので注意が必要です。)
レースは10時スタートですが、スタート/フィニッシュ地点のイベントエリアでは選手たちのウォーミングアップが見れたり、各メーカーの掘り出しものがあったり、選手たちが出走サインをする姿を見れたりと楽しみ方もたくさん。少し早めに会場入りしてレース前の雰囲気を楽しむのもいいですね!
イベントエリアの散策を終えたら、いつもの観戦ポイント古賀志林道に向かいます。いつもはコース沿道を歩けるのですが、今年は台風19号の影響で秋川ダムの橋を渡り大回りする形に。少し遠回りですが、秋を感じられる景観が見れてよかったです。
そうこうしている内にレースはスタートを迎えました。スタートまでにいつもの観戦ポイントにはたどり着けず、古賀志林道の入り口から1周目を観戦。スタート直後のハイペースは大迫力!
選手が通り過ぎたら、今一度歩いて山頂付近を目指します。毎年私が観戦している場所は山岳ポイント手前のつづら折りの激坂コーナー。激坂を必死に駆け上がる選手たちが観れるので絶好のポイントです。
レースが動いたのは2周目から、Trek Segafredoのジュリオ・チッコーネ選手、ダミアーノ・カルーゾ選手(バーレーン・メリダ)、クーン・ボーマン選手(ユンボ・ヴィスマ)ほかミッチェルトン、EF、Nippoなど有力海外を全て入った強力な逃げが形成。追わなければいけないのは国内チームという面白い展開に。
レースはこのまま均衡が保たれたまま暫く続きます。目の前を走り去るプロトンは圧巻ですね。
こちらは山岳ポイントゲートからの撮影。
レース終盤、海外チームの強力な牽引により逃げ集団は吸収されアタック合戦が始まります。
最後まで残ったモレマ選手、ウッズ選手の一騎打ちです。
私は下山中で生では観れませんでしたが、レースを制したのはTREK Segafredo バウケ・モレマ選手〜!!チームは前日のクリテリウムに続きジャパンカップ完全優勝ですね。
名残惜しいですが、今年のジャパンカップも終わり。また来年の大会を心待ちにして宇都宮を後にしました。
レース観戦好きには堪らない3日間でしたが、それだけではなく普段自転車に乗るけれどレースはよく分からないという方も、間近で世界のトップ選手が見れるというのはきっと貴重な体験になるはずです。来年は行ってみたいかも?という方、ジャパンカップと宇都宮餃子が待っていますよ!!
そして、今週末27日(日)はさいたまクリテリウムが開催されます。ツール・ド・フランスで活躍したトップ選手が一同に会するのはさいたまクリテだけ!こちらもお楽しみに!!
本日のブログ担当:川村