Domane第三世代は次元が違った・・・

こんにちは、今野です。

2020年 元旦、Domane SLR 7で100kmほどライドに行ってきました。

砂利道があればあえてそちらを選択してを走ってきたのですが、ロードバイクで砂利道を走った事がある方ならお分かりいただけると思うのですが、振動やタイヤが横滑りしたり、パンクしないかとかホイールにダメージが行かないかなどなど心配は山積みで、一刻も早く砂利から抜け出たいと普通はそう感じると思うのですが、Domane SLR 7で感じた感想はなんと「楽しい」でした。
しかも普通に楽しいではなくて、超楽しいです。あえてグラベルを選んで走りたくなるほど。

ただこの第三世代のDomaneを単に「グラベルも走れるロード」と捉えるのは、芯を食っていないと同時に感じました。
なぜかというと、オンロードでこそ強烈に感じるウィップ感(鞭がしなるようにスピードが伸びていく感じ)が何とも不思議というか、こんな事あり得るの?と思うくらい気持ちよく伸びるんです。
私はMTBなども乗るのですが、基本スキルに「プッシュ」というのがあります。コブを越える時に向こう斜面側にタイヤを押し当てて加速させるようなモノなのですが、そうするとバイクが「走る」のですね。でDomaneにはなぜか不思議とそんな「走る」感覚が常にあるんです。不思議ですよね?もちろん常にプッシュしてるわけではないですよ!普通に乗っていてです。

この感覚、第三世代のDomaneの本質は、初入荷当時、全バラシにして解剖!とか言っていた時にはまだ解っていなかったです。(その当時のブログはこちら

エアロ形状になった事で空気抵抗が減ったというのも勿論影響しているとは思うのですが、この強烈な伸びる感覚はそれだけではないと強く感じます。形状+カーボンのレイアップにも秘密があるように思います。

そういえば、昨年暮れにTREK本社から、ロードバイクとプロジェクトワン ディレクターであるジョーダンさんや、ロードバイク プロダクトマネージャーのブライヤンさん、さらにはサプライチェーン ディレクターのダンさん、それとプロダクトデザイナーの方々など開発チームの皆さんに、当店をご訪問いただきました。
沢山のお話をさせて頂いたのですが、今回の第3世代Domaneについてその時少し突っ込んでこんな質問をしてみました。

私「今までのハイエンドロードバイクはプロレーサーに向けて開発された言わばF1マシンだと思いますが、今回の第3世代のDomeneはもしかすると私たち一般ライダーに向けたF1マシンではないですか?」

ジョーダンさん「そう。Ride bikes Have fun Feel good!がテーマ」(要約するとこんな感じ^^;)

これは今年のTREK ワールドでのメッセージにもなっていました。
あのメッセージには、もっと深い理由があったんですね!改めてTREKが好きになりました。

確かに思いっきり踏み込んでトップスピード速いのはMadoneですし、坂を登らせたらEmondaが優れています、でもDomaneは乗っていて「超楽しい」なんです。全然重ったるい感じはしませんし、すーっと進みます、坂も全然重いって感じがしません。不思議なんです。この「楽しい」を生むことって凄い事、ジオメトリーを見たらわかる今までのそれとは全然違うんです。本当に世界一級の開発チームが本気で作っているバイクであり、次世代のロードバイクなんだなと実感しちゃいました。

百聞は一見に如かず ならぬ 百聞は一乗りにしかず、これはご体験いただくとお分かりいただけると思います。という事で、試乗車のご用意をしております。

普段 走っている道路がもっと楽しく、普段は走らない道にも冒険に出かけてみたくなる、無意識にかけていたスクリーンが自然と外れ、もっと世界が好きになる。素晴らしい景色をもっと見に行こう!いつもの景色の中にも実はたくさんあるんだ!そんなことを感じさせてくれるバイクです。

 

Follow me!