こんにちは、手組ホイールが大好物スタッフの須賀です。
今回はまたホイールのブログになります!
今回は前回の私のブログ「サイクルパーツ合同展示会2019に行ってきました」の中で紹介した。
CORIMAというメーカーについて、展示会で面白いお土産をいただいたので更に詳しく紹介いたします!
前回のブログは コチラ
まずはメーカーについて
どこの国のメーカーなのか、CORIMAの名前は聞くけど詳しくは知らないって方も多いのではないでしょうか?
CORIMAは、フランスのロリオル=シュル=ドロームという地域で1973年に設立されたメーカーです。
メーカー名はCOoperation RIffard MArtinの略称で、後ろ4文字は創業者2人の名前が入っています。
昔はOEMで某有名イタリアンコンポーネントメーカー カ◯パのホイール
「某RA」用のエアロリムなんかもCORIMAが作っていたとの事です。
そろそろCORIMAの技術の部分を紹介していきます!
こちらが展示会で代理店の方からいただいたお土産になります。
何かというと、CORIMAリムのカットモデルです!
カーボンリムの内部に発泡スチロール(正確には発泡スチロールではなく特殊発泡剤)が入っているのがわかると思います。これがCORIMAホイールのポイントです!
普通カーボンリムはリムに圧力を掛けて成形するために風船のような物をリム内で膨らませて作ります。
この際風船のゴミは最後取り除くのですが、メーカーによってはこのゴミがリム内に残って居たりします。20万30万とするホイールにゴミが残っているなんて嫌ですね…
CORIMAは発泡剤にカーボンを巻く特殊な製法でリムを作っていきます。
そして注目するのはリム側面のカーボンの薄さ!
通常、リムの強度などを確保するために他メーカーのリムはもう少し厚くできているのですが、CORIMAは中に発泡剤を入れ、尚且つ真ん中の辺りに補強のカーボンシートを入れる事で、軽量に仕上げつつ強度、剛性を保っています。
この構造によりハイトの高いホイールでスポークテンションを上げてもリムの変形を抑えることが出来ます!前回のブログでもこの写真を使いましたが、リムのカーボン柄が綺麗なのもCORIMAのオススメポイントですね!!
メチャクチャカッコイイですよ~~!
CORIMAは独特なスポークパターンの完組ホイールの販売はもちろん、手組ホイール用のリムも販売しています。
気になる方はぜひご相談下さい。
お店にカットモデルもありますので見てみたい方もお声掛けください!
CORIMAのホイールカタログは コチラ
本日のブログ担当:須賀