ホイールのあれやこれ #4 ~究極の回転軸 GOKISO (後編)~

こんにちは、手組ホイールが大好物のスタッフ須賀です。
今回も前回のブログに引き続き「GOKISOハブ」の事についてです!
ちなみにGOKISOハブ前編のブログは コチラ

さて、前回は「弾性体サスペンション」「球面ナット・球面ワッシャー」の紹介でしたが、
後編ではGOKISOハブ最大の特徴を紹介していきます!!


こちらの2枚の画像をご覧下さい。
GOKISOのフロントハブの写真です。
(現物がないので写真はパンフレットからお借りしました。)

1枚目、緑矢印の部分に注目!!
ここがGOKISO最大の特徴「外側弾性体構造」です!!
漢字が沢山並んでいて「よく分からん」
(私のGOKISOハブに対しての第一印象です)
では、ソトガワダンセイタイコウゾーについて説明していきます!

写真では分かり難いですが、ハブフランジと軸の所(緑矢印部分)隙間が空いているのが分かるでしょうか?
そして2枚目、特徴的なヒダヒダ部分これがハブ軸とフランジを繋いでいます!
この「外側弾性体構造」も前編のブログで紹介した「弾性体サスペンション」と同じく、
スポークから伝わってきた衝撃をベアリングに伝えない様にするGPKISO独自の構造です!!



こちらはリアハブ、リアハブにも緑矢印部分の様に外周を連続的に削り込み、ボディを部分的に薄肉化することによって意図的に弾性率に変化を付けてあります。
薄肉化された部分が弾性体構造として機能し、強いトルクに耐えうる
極めて高い剛性弾性体衝撃吸収構造、2つの機能を両立しています!!


ここまで前編後編と2回に分けて紹介してきましたが、結論として。
GOKISOのハブは「とにかくベアリングの回転性能の為に工夫されているハブ」と言えるかと思います。
しかし、その回転性能の為に重量が重くなっているのは仕方ないところ…
実際に計算してみると登りで見ても重量よりこの回転性能を取った方が効率が良いというデータが出ていたりします。

回転性能を極限まで極める!!
良いですね~このこだわり!!

GOKISOのロードハブには現在3種類のラインナップがあります。

GOKISO 700Cロード用 ハブ 236,520円 (税込) 保証期間 10年
外側弾性体サスペンションのない一番お手頃なモデル
GOKISO クライマー ハブ S-Spec 290,520円 (税込) 保証期間 10年
外側弾性体サスペンションのある アルミ合金ボディモデル
GOKISO スーパークライマー ハブ 711,720円 (税込) 保証期間 29年
外側弾性体サスペンションのある チタンボディモデル

GOKISOのハブは全体的に値段が…
その中でも、スーパークライマーハブだけずば抜けて凄い価格に設定されていますね…
ですが、この独自の構造によって使っている方のほとんどが、それだけの価値があるとブログなどで書いていますね!

スーパークライマーハブの性能はもちろん良いのですが価格やデータを見比べると、
個人的にはクライマーハブあたりがオススメかなぁ~と思います!!(あくまで個人の意見です。)

 

本日のブログ担当:須賀

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