今更聞けない話 「チューブ交換に必要な物」

前回に引き続いて。

講習会前と言う事もありますので、改めて確認と、これからの知る方へこれあると良いよ~という内容でお送り致します。

前回のブログはこちらをクリック ☞ 今更聞けない 「チューブの規格」


チューブ交換っていうくらいだから

当然の如く。
チューブはなきゃダメでしょ!

ただ、歴戦の猛者達は「チューブ交換なんてする必要なし!」「パッチ修理じゃ~!!」って事もあります。
(今回のブログが長くなるので、パッチ修理は次回のブログで紹介します。)

前回同様、チューブですね。
自転車のタイヤ規格に合わせてご用意を。

1本が最低条件2本で安心3本で優しさに変わります。
(3本あったら誰かに分けられるでしょ?)

そいでもって、このまま箱に入れた状態では持ち運びが面倒なんで・・・。

箱から出して、チャック付きの袋に~

入れるんですけど、しっかり空気を抜いておいた方が良いですよ~
空気を抜く理由は、収納時に袋を折り畳んだりしますので、かさばらない様にするためです。
決して劣化を防ぐとかそういう意味ではないです。


ここで。

最近、NOメンテナンスの方が良くパンクする!と駆け込んでくるケースが多いので説明しておきますね。

パンクの原因として、挙げられるモノがいくつかあります。
(チューブ交換講習会でも、この内容はやります)

  1. 外的要因による穴開き(ピンホールパンク)
  2. リムの内側からのパンク
  3. リム打ちパンク(スネークバイト)
  4. ゴム(タイヤ含む)の劣化・摩耗によるパンク

大体この4つが挙げられます。
今回の話は4.ゴムの劣化・摩耗についてです。(他の内容はまた今度、説明しますね)

当たり前の話ですがゴムは劣化しますし、摩耗もします。
劣化・摩耗の要因は、

  1. 摩擦などによる摩耗
  2. 直射日光などによる化学変化

大きく分けてこの2つです。

チューブに摩擦が起きるのか?と言われそうですが、、、起きます。
車輪はタイヤチューブリムが接している集合体な訳で、ブレーキを掛ければ自ずと擦れが起きますよね?
その、起きやすさはブレーキシステムによっても変わります。

↑の写真の結果は、どちらかと言うと。という話ですので、ディスクブレーキがタイヤ・チューブを痛めないという訳ではありません。

スポークの話はいずれ、須賀ちゃんから話をしてもらいましょう!
話を戻します。

この劣化を加速させる要因が、タイヤの空気圧不足や直射日光です。
室内保管だろうと関係ありません。
と言うか、空気と触れ合うだけで化学反応は起きますので、それを完全に防ぐことは出来る訳がありません。
完全に防ぐなら、無菌室とかに保管して一切外へ出さない!という方法しか無いのではないでしょうか。

完全に防ぐ事は出来ませんが、予防は出来ます。
ワックスやベビーパウダーを使用する事です。
チューブにこれを付けるだけ、かなり劣化を防げます。
が、先ほど言った通り完全にゼロにするのは無理です。

この対応策が面倒な方は、パンクしたらチューブ交換という方法で対応して下さい。


さて、難しい話は終わり。

チャック付きに入れたチューブはどうやって持ち運ぶ?

こうやって持ち運んで下さい。

サドルバックです。 バックが大きければ沢山入ります。 小さければ整理整頓しなくてはいけません。
沢山入れば、それだけダンシング(立ち漕ぎ)した時にお尻が左右に大きく振れます。
それが嫌な方は、整理整頓して必要最低限にするか、リュックなど他にバックを付けて下さい。
(ツールケースもバックに属します)

サドルバックのサイズがMで大体、サドルの後ろからバックが、はみ出ない状態ですかね。

個人的には、サドルバックはがま口タイプがオススメです。
コの字型に開けるタイプは、サドルに引っかかって開けにくいですし、入れにくいです。


チューブだけじゃないよ!

チューブだけじゃダメじゃないけど、ダメなんですよ(笑)
と言うのも、チューブだけではどうやって作業するのですか?という話になります。

なので、工具や空気入れが必要ですよね?

↑の写真に載っている物があると良いですよ~
1つはサドルバックですけど、他の物は、、、

携帯ポンプ

1つは携帯ポンプというアイテムです。
手押しのタイプとCO2のタイプとありますが、初心者は手押しタイプです!
CO2は毎回、カートリッジを買わないといけません。
しかも作業がちょっと難しいと来たもんです。
初めての方は絶対にビビります!(僕がそうでしたから・・・)

ちなみに、バルブ形状に対応した携帯ポンプじゃないと空気を入れられないので注意ですよ!

CO2レギュレーターとCO2カートリッジ
タイヤレバーとチューブ

あとは、タイヤレバーです。
タイヤをリムから外すための工具です。

これは、無くても外せるモノがあるにはあるのですが、最近のTLR(チューブレスレディー)ホイールは構造上、外す際にかなりの力がいるので、これがあれば簡単にタイヤを外すことが出来ます。

チューブ交換のやり方は姉妹店の駒沢公園店がYOUTUBEで紹介しているのでそちらを参照してみては如何でしょう?

僕個人は、自分の自転車で手取り足取り教わった方が習得率は高いと実感しています。
どうしても店舗の講習会に参加できない方や、緊急で対応しないといけない場合に見て頂ければと思います。

 

本日のブログ担当:野々山
nonoyama

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