こんにちはー
ロードバイクを納車させて頂いて、少しすると「ギヤを変えて行くと異音がするんですが…」とご来店される方も多いのす…
まず、原因です。
フロントのギヤ(チェーンリングと言います。)が内側(インナー)にある時に後ろのギヤを変えて行くと、写真の様にチェーンがチェーンリングに対して斜めになります。
フロントのギヤが外側(アウター)の時も同様になります。
この時にチェーンがフロントの変速機(フロントディレイラー)に当たってカリカリと音がでるのです!
フロントディレイラーには便利機能があります!
そ・れ・は
トリム操作が出来る!
トリム…どんな物なのでしょう…?
インナーの状態と
アウターの状態。
ディレイラーの羽の部分とチェーンのクリアランスが微妙に違うのが分かってもらえると思います。
トリムを上手く使えば快適に走る事ができます♪
トリム操作をする時にはレバーを半押しします。
内側レーバー操作時、右写真の様に全部押し込む手前で「コツン」と手ごたえがあります。
左写真の位置が「コツン」ポイントです。
ブレーキレバー側の変速も同様で左写真の様に全部押し込むとシフトアップになり、半押しで「カチっ」と手ごたえがあります。
レバー操作をしてフロントディレイラーの動きを見てもらうと、あーーー!なるほどね!となるでしょう!
Di2や電動系のコンポーネントはこの操作を自動で行っていますので、今回の様な操作は不要となります。