こんにちは。 野々山です。
今回は、自転車カスタマイズのブログです。
先日お得意様がフロントギアをシングル化する!という事で、僕もシングル化をしてみました。
当店では、1年程前からスタッフ須賀がSPEEDCONCEPTで行っていました。
フロントギアを1枚だけにする。というのがシングル化なのですが、そもそもシングルにする意味って??
って思う方も多いと思います。
今回は、フロントシングルの意味についてお話していこうと思います。
シングル化の意味
フロントを1枚にする意味は、以下になります。
①チェーン落ちなどのトラブルが激減
②掃除がラク
③ちょっとばかしの軽量化
上記3つがメリットとなります。
①は非常に意味があります。
黄色で囲っているのは、全てチェーン落ちの結果によるフレームの傷です。
運悪く、チェーンキャッチャーの下に潜り込んでしまって、工具を持ち合わせていなかった事もあり、無理矢理チェーンを外したのでこのような状態になってしまいました。
②はフロントギアが1枚になるので、フロントの変速ギア(フロントディレイラー)が必要無くなります。
それに伴って、ケーブル類も1本少なくなります。
こうなる事で隙間が多くなりますので、ウェスで拭き掃除するのもラクラクです♪♪
しかもケーブル交換時に1本少なくなりますので、ワイヤー交換が1本少なるので作業費用も割引になりますよね?
見た目もスッキリしますから、悪い事ばかりではありません。
③に関してはホントちょっとだけです。
僕のは150gの軽量ですかね。
これを大きく言う必要もないですが、軽量を志している方は参考にして下さい。
ちなみに、 WOLFTOOTH を選んだのは、USAメーカーだからです(笑)
今回、僕がフロントシングルに踏み切ったのは、
①チェーントラブルが嫌
②フロントギアの操作を極力したくない
上記2つが理由です。
チェーントラブルに関しては、言うまでもありません。
フレームが傷だらけに・・・。
ツライです。。。
フロントの操作をするので、チェーントラブルに遭うんですよね。
ですので、フロントギアの操作は極力やりたくありません。
でもやらないと、登れないというのがあるので、仕方なくやっています。
そうして、思い立ったのがフロントシングル化をするという事。
フロントを1枚にするに当たって、色々悩みました。
平地巡行は体調にも寄りますが、 30~38km/h で走行します。
登り巡行(平均斜度5%くらい)は 14~18km/h です。
下り坂は一切クランクを回しません(笑)
どの状況でも、脚の回転数(ケイデンス)は 90~105rpm です。
こんな僕が平坦で使うギア比は 50T×17T が最大です。
そして登りでは、 34T×25T が最大です。
ちなみにスプロケットは 11T-25T を選択しています。
例えば、 34T×11T を105rpmで回した時のスピードは約41km/hとなります。
こうした計算をして、「シングルでも自分には十分だな~」と改めて気付いたので、先日シングル化に踏み切りました。
実際、 Trek-Segafredo の マッズ・ペデルセン も フロントシングル化 でレースに出ていましたね。
その時の彼は、 SRAM の 1×12s で フロントギアは 48T リアは10-33Tのスプロケットを使用していました。
自分の乗り方に合わせた、自分専用の自転車ってなんか響きが良いですよね~
カスタマイズには様々なやり方がありますので、気になったら当スタッフへ相談して下さい。
本日のブログ担当:野々山
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