本日開幕!ツアー・ダウンアンダー2020 見どころ紹介

こんにちは、川村です。

寒い日が続きますが、南半球オーストラリア アデレードは真夏。今日からUCIワールドツアーレース初戦、サントス・ツアー・ダウンアンダーが開幕です!!

2020年シーズンの開幕という事で、ロードレースファンの方々も楽しみにしていたのではないでしょうか??

今日はそんなツアー・ダウンアンダーの見どころを紹介します!


真夏のオーストラリアで行われるワールドツアーレース初戦

欧州を中心に数多くのレースが開催されているロードレースですが、この時期の欧州は真冬。そのため、気温が高く実際のレースでコンデションを上げていくことが出来るダウンアンダーは選手に好評で有名選手が数多く参加しています。

また、この大会の一週間前にオーストラリアの国内選手権が行われるため、地元オーストラリアの選手の調子が軒並み良いのも特徴です。

シーズン初戦ということで、各チーム新しい機材、新しいジャージが見れるのもワクワクしますね!


4つのスプリントステージ、決戦はウィランガヒル

全6ステージのうち、スプリンターが活躍するスプリントステージは4つ。上りステージは第3ステージのパラコームの丘と最終第6ステージのウィランガヒル。特にウィランガヒルの上りは登坂距離3km、平均勾配7.5%とクライマー向けのコースになっています。このステージではTrek Segafredoのリッチー・ポート選手が現在6連覇中と大変得意としているコースなので、今年7連覇となるか!?というところも注目の1つですね!


総合優勝の行方は!?Trek Segafredo リッチー・ポート!対抗は2連覇中のダリル・インピー

全6ステージのフィニッシュタイムの合計が一番早い選手を総合優勝と言います。今回の出場選手の中で最もその可能性があると言われているのがリッチー・ポート(Trek Segafredo)。勝負所の第6ステージ、ウィランガヒルの上りの強さがその理由です。オーストラリア人の彼は母国での総合優勝に向けて気合十分。シーズン初戦とは思えない程絞れた身体に、Emonda SLRに跨り文字通り全身を削ぎ落した彼に死角なし!2017年依頼の総合優勝となるでしょうか!?

一方、そんな勝負所のウィランガヒルで毎年圧倒的な力を見せるリッチー・ポートを抑えて現在2連覇中なのは南アフリカ出身のダリル・インピー(Mitchelton–Scott)。スプリンターの彼はスプリントステージで獲得したタイム差とボーナスタイムを守り切り18年、19年と2連覇中。

因みに南アフリカ出身のインピー選手、昨年のさいたまクリテリウムで来日した際はレース終了と同時に電車に駆け込みラグビーW杯南アフリカ代表の試合を観に行ったことがファンの間で話題になりました。

という訳で、今回のダウンアンダーは上りステージでポートがタイムを突き放すか、インピーがリードを守るかがポイントと言う目線で見ると面白いかと思います!


なんと言っても今年はオリンピックイヤー!どの選手がどのレースを狙っているのか?などに注目するとレース観戦がより楽しくなりますよー!

新たなシーズンの幕開けにワクワクが止まらない川村でした~。

本日のブログ担当:川村

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