こんにちは、田子です。
オーバーホールのご依頼が多い中、目立つのがチェーンンリングの摩耗です。
歯先が尖がったり、ペラペラだったり、歯がほどんど無くなっていたりと色々な摩耗がありますが…
目安の 1 つになりますが、歯の下が減りです。
重いギヤでゴリゴリ、登りが多い方ではこの様にな減り方よりも、先が尖がってきたり進行方向の山が立ってくる事が多いと思います。
軽いギヤで回して走る方に見られる摩耗だと思います。
チェーンリングの裏側は速度の高いギヤ(トップ側)の使用頻度が多ければ減りますが、なかなか使う機会は少ないと思います。
お店の試乗車はあまり走っていないので、表面の黒い部分だけが削れた程度。
新車状態はこんな感じとなります。
チェーンリングの交換目安として、掃除や給油をちゃんとしていて 1.5~ 2 万キロで交換になる事が多く感じますが走る場所、負荷によって摩耗度合いは大きく変わります。
軽いギヤで走る事が多いなら…
チェーンリングの歯数を小さくしてしまう!のも1つでしょう!
R8000 や 6800 では 46T がラインナップされています。
チェーンリングの歯数を小さくする事で使えるギヤが多くなり、1 回の変速でケイデンスの落ち込みも少なくなるので楽に走れる様になりますが、速度の出るギヤが無くなります。
ほどんどのロードバイクはインナーとアウターがあるので、その中間より少し重い程度と思らえた良いと思います。
純正品や社外品を合わせると 44T ~ 55T があります。
モデルやグレードによって選べる歯数は変わりますので、注意が必要ですね。
チェーンリング以外だと、スプロケットの交換も効果があります!
速度の出るギヤが必要ない!なら、アルテグラグレードで 14Tー28T をオススメします。
これにするだけでも使えるギヤが非常に多くなり、走って楽に出来ます。
チェーンリングとスプロケットの交換は効果が違いますので、ちょっと補足しておきます。
チェーンリングの交換は全体のギヤ比を変えるのに対して
11Tー28T と14T-28T のスプロケットでは速度の出るギヤが無い代わりに使いやすいギヤが多くなります。
話はズレていまいましたが、チェーンリングの交換タイミングで歯数を変えてみるのも良いのかな?と思いますので、ご参考までにー
歯数が 1T 変わるだけでもかなりの違いがありますよ!
そして、歯数を変えなくても楕円チェーンリングにするだけでも効率が上がり軽く走れる様になるかも!?