こんにちは、川村です。
先日、テレビで運動不足の解消法としてローラー台を使ってバーチャル世界でサイクリングが出来る、「Zwift」が紹介されていました。本当ならば夜はテレビに噛り付いて春のクラシックレースで熱狂していたこの季節、空いた時間は読書や勉強に充てて有意義に過ごすのもいいですね。
しかし、やっぱり自転車から離れられない!という生粋のサイクリストの方々のためにZwiftでの屋内サイクリングのご紹介です!
■Zwiftとは?
そもそもZwiftとは、オンラインに繋いで3Dグラフィックのバーチャル映像と自分のバイク・ローラー台と連動してサイクリングが出来るサービスです。普通なら単調で長時間続けるのは精神的にキツいという方が多い屋内トレーニングを世界中の誰かと競争しながら楽しめると話題になりました。
■必要なもの
・デバイス(PC、スマートフォン、タブレット)
・Zwift アプリのダウンロード
・バイク本体
・ローラー台
・パワーメーター、スピードセンサー(※必要に応じて)
■どうやってペアリングするのか?
Zwiftを始めるためには、発信側がBluetoothもしくはAnt+の電波を飛ばし、それをデバイス側(PC、スマホ、タブレット)が受信する環境をつくる必要があります。基本的にAnt+をそのまま受信できる端末がないので、Ant+で電波を飛ばす場合はデバイス側にAnt+受信用のドングルを用意する必要があります。
また、MacではBluetoothを受信することが出来ますが、Windows PCの場合は対応していない機種もあるので注意する必要があります。
では、Bluetooth・Ant+で電波を飛ばすには何を準備したら良いのでしょうか?
①発信機付きのローラー台を使う
ローラー台自体がBluetooth、Ant+を発信出来れば手っ取り早いですね。中でもスマートトレーナーと呼ばれるものは、Zwiftのコース上の起伏に応じて自動で負荷を調整してくれるので、より実走感覚を味わうことが出来ます。
どのローラー台がZwiftに対応しているかは、こちらで確認できます。
②ローラー台にパワーメーター、スピードセンサーで発信する。
お使いのローラー台に発信機能のない場合、パワーメーター、もしくはスピードセンサーがBluetooth、Ant+を発信できれば同じようにZwiftを楽しめます。但し、スピードセンサーはあくまでもZwift側が概算で出す出力になるので誤差や坂道での速度感にずれが生じる可能性があります。
■Zwiftをより楽しむためのアイテム!
そのままでも十分楽しめるZwiftですが、WhaooのスマートトレーナーKICKRと連動するKICKR CLIMBはZwiftのコースの勾配と連動して斜度が変化してくれる勾配シュミレーターです。Zwiftを使わずともヒルクライムトレーニングとしてでも重宝しますね。
実際にZwiftと合わせて使用してみましたが、Zwiftの画面に応じてKICKR CLIMBが上下に細かく勾配を調整してくれるので屋内トレーニングにありがちな同じ筋肉を使い続けることなく場面によって色々な箇所のトレーニングになり、時々来る激坂に悶えながらも飽きずに楽しめました。
世界中のサイクリストが楽しんでいるZwift。レースがない今は海外のプロ選手たちも屋内トレーニングで活用しています。ひょっとしたらZwiftの世界の中であの有名選手とサイクリングが出来るかもしれませんね!
本日のブログ担当:川村