ロードバイクのブレーキキャリパーはフラットマウントが主流になりました。
今回は TRP のフラットマウント用のブレーキキャリパーを使えば、ブレーキがワイヤー引きのコンポを移植が出来てディスクモデルが乗れるのでは?と思った田子です。
こんにちは。
気が付いたらフラットマウントタイプも仲間入りしていました。
TRP HY/ RD Flat Mount はどうだろう?ってところです。
油圧式ブレーキキャリパーではありますが、マスターシリンダー(ブレーキレバー)とブレーキキャリパーが 1 つになった様なモデルになります。
自転車だとあまり聞きなれない「マスターシリンダー」はSTIレバーの中にあるので、見る機会は非常に少なく…
レバーを握り込んだ奥に見える筒状の部分がマスターシリンダーで…
穴の部分にブレーキフルードが入っています。
コレを一言で言うと「ロードバイクのブレーキレバー」やシマノ製品の場合は「STIレバー」と呼びます。
それとキャリパーを合体させると…
↑ メカニカル/ハイドロリックと呼ばれるタイプとなります。
このサイズで作ったのは中々スゴイと思います。
STIレバーを含むブレーキシステムと比べると握り込んだ奥での制動力は劣りますが実用十分!
ブレーキ自体は良い感じのコントロール性と感じましたが、ワイヤーの組み方等で左右されそうです。
キャリパー本体価格¥15,800-/個
参考までに105のSTIレバーとキャリパーの金額(税抜)で見ると
105:STIレバー(¥47,848-)+キャリパー前後(¥12,873-) 合計¥60,721-
が部品代となります。
Ultegraだと+¥15,000-ぐらい
Dura-Aceだと+約倍ぐらいでしょうか?
メリット :コンポーネント移植の場合は初期投資を抑えられる。
雨天でも止れる全天候性が高くなる。
デメリット:見た目が大きい。
ブレーキワイヤーとブレーキフルードの交換が必要になる。
絶対的な制動力はフル油圧と比べると弱いかも?(必要十分と思います。)
今回はコンポーネントの移植を前提で書いてみました。
ディスク化に伴い、
フレーム・ホイール・ディスクローターが追加になりますが、リムブレーキ用のホイールを持っていたりして中々ディスクモデルへの切り替えを悩んでいる方…
自転車屋さん的には全天候性が高くなり少ない力で止れるディスクブレーキをオススメするべきだと思いますが…
乗り換える必要は無く、好きなバイクは大切に乗って楽しみましょう!!
メンテナンスをして末永く乗るのも楽しみの1つですね。
ディスクモデルにするにあたり、コンポーネント移植でも完成車でも悩むのは楽しみの1つだと思います。
ご参考にしてもらえたらと思います。