こんにちは、スタッフ須賀です。
自転車と言えば欠かせない作業が空気入れ!
基本的な部分になりますが、今回は空気入れの使い方や頻度についてご説明致します。
当店では、当店で購入している方にもそうでない方にも無料で空気入れをお貸出ししております。
快適な自転車ライフの為に空気入れの使い方と頻度を覚えておきましょう!
空気入れの頻度について
スポーツバイク → 2週間に1回!
一般車(通称:ママチャリ) → 1ヶ月に1回!
を目安に空気を入れて下さい。
頻度は多いに越した事はありません。
自転車のタイヤには指定の空気圧があり、
それを下回るとパンク、上回ってもパンクのリスクが一気に高くなります。
パンクした時に「ガラスや釘を踏んだんじゃないか?」という方が多くいらっしゃいますが、
お店に持ち込まれるパンクの約半分は空気圧不足によるパンクです。
街中を走っている自転車を見ていると、半分以上の自転車のタイヤが空気圧不足のいつパンクしてもおかしくない危険な状態です!
定期的に空気さえ入れていればチューブは長持ちします。
自転車を預けて乗れなくなることもないし、お財布にも優しい、良い事尽くし!
繰り返しですが、
スポーツバイク → 2週間に1回!
一般車(通称:ママチャリ) → 1ヶ月に1回!
を目安にお願いします!!
空気入れの使い方
当店で販売、貸出ししている空気入れ「Charger Floor Pump」の手順で説明していきます。
1.バルブの規格を確認
自転車のバルブには大きく分けて以下の3つの規格が存在します。
それぞれ空気の入れ方、対応する空気入れが異なりますので確認してください。
・英式 (ダンロップバルブ/ウッズ/イングリッシュ)
主に一般車に採用されている規格。
洗濯バサミの様な空気入れを使う事が多い。
空気圧の管理が難しい。
虫ゴムと言われるパーツがバルブの中に入っており、空気入れを外した瞬間に空気が抜けてしまう場合は虫ゴムの交換が必要になります。(虫ゴム交換はお店のスタッフへご相談下さい。)
手に持っているのが英式バルブの虫ゴムです。
・仏式 (フレンチバルブ/プレスタ)
多くのスポーツバイクに採用されている規格。
ロードバイク、クロスバイク、マウンテンバイクなどスポーツバイクで最も流通しているバルブ。
高圧に対応でき、空気圧の管理がし易い。
構造が少し複雑。
・米式 (シュレーダーバルブ/アメリカンバルブ)
低価格帯のクロスバイク、マウンテンバイクなどに採用されている規格。
車やオートバイなどにも使われている規格で耐久性に優れている。
ガソリンスタンドにある空気入れでも空気を入れられる。
2.タイヤの指定空気圧を確認
タイヤには指定空気圧があり、殆どのタイヤの側面に記載されています。
バーストしないように必ず確認しましょう。
3.バルブキャップを外す
どのバルブにもバルブキャップが付いています。
空気を入れる時はもちろん外します。
※バルブキャップが無くても空気が漏れる事はありませんので、無くても大丈夫です。
4.小ねじを緩める (仏式のみ)
仏式の方はバルブ先端小ねじ(写真の部分)を最大まで緩めて下さい。
緩めていないと空気は入りません。
5.固着を剥がす (仏式/米式のみ)
仏式、米式のバルブは稀に中の弁が固着していてこのままだと空気が入らない事があります。
バルブ先端部分を軽く押して固着を剥がします。
バルブ先端を押すと空気が抜けるので、押すのは一瞬でOKです。
(逆に空気を入れ過ぎた時はこの部分を押すと空気を減らすことができます。)
米式バルブの先端部分は写真で指さしている細い棒状の部分になります。
6.空気入れを差し込む
Charger Floor Pumpにはバルブを入れる差し込み口が2つあります。
仏式/英式バルブは写真下側、シルバーのリングが入っている穴を使用します。
米式バルブは写真上側、何も入っていないもう1つの穴を使用します。
差し込む時は真っ直ぐ奥まで差し込んで下さい。
奥まで差し込めていないと、空気を入れている最中に外れてしまったり、空気が隙間から漏れてしまいます。
7.レバーでロック
差し込み口の反対側に付いているレバーを立ててロックします。
レバー操作時にバルブから空気入れが外れてしまう事が無いように抑えながらレバーを立てて下さい。
8.指定空気圧まで空気を入れる
現在の気圧はメーターに表示されます。
気圧が高くなるとポンプを押すのがかなり重くなります。
特にスポーツバイクは気圧が高いので頑張りましょう!
最大空気圧の1割減程度を目安に入れましょう。
英式バルブは気圧が正確に表示されません。
バルブの性質上、仕方がない部分ですので参考程度にお願いします。
9.レバーのロックを解除
レバーを倒してロックを解除します。
勢い良くレバーが倒れて指を挟む事がありますのでご注意下さい。
10.空気入れを抜く
空気入れを真っ直ぐ引き抜きます。
引き抜く時にねじったり、横向きに力を入れるとバルブが曲がってしまいますので真っ直ぐ垂直に抜きましょう。
抜いた時の勢いで手をパーツに強打しないようにご注意下さい。
11.小ねじを締める (仏式のみ)
先程緩めた小ねじを忘れずに締めましょう。
緩んだ状態だとこの部分を押す度に空気が抜けてしまいます。
締める強さは軽くで大丈夫です。
あまり強く締めると次回の空気入れ時に緩まなくなったり、破損してしまう事があります。
12.リムナットを締める (英式/仏式/一部の米式のみ)
バルブの根元にネジ(ナット)が付いている場合、緩んでいたら締めて下さい。
あまり強く締めるとチューブが破れる原因となりますので、緩まない程度に軽く締めておけばOKです。
13.バルブキャップを取り付ける
強く締めると割れてしまう事がありますので、外れない程度に軽くネジを締めて下さい。
空気入れの使い方がイマイチ分からなかった方はぜひ見ながら挑戦してみて下さい!
近いうちに動画版も投稿する予定ですので、ブログで分からなかった方はもう少しお待ちください。
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