こんにちは。徳田です。
昨年は4月に予定されていて、結果コロナ禍で10月に延期されるも中止になってしまった、
北の地獄、5代モニュメントの1つ、パリ~ルーベがいよいよ開催されます。
総数30(セクター)弱、総延長で50Km前後にも及ぶ握りこぶし大の石が敷き詰められたパヴェ(石畳)が
登場し、強烈な振動で選手を陥れ、風雨にさらされ露出した鋭い角や段差でパンクや落車を誘発させます。
雨が降った場合は更に酷く、はじけ飛ぶ泥のせいで選手たちは泥まみれになり、泥が変速機やチェーンに降
り注ぐため、メカトラブルも多発、ぬかるみにタイヤをとられたり、濡れていっそう滑りやすくなった石が
原因でパヴェでは大落車が頻繁に発生します。
晴天の場合も、激しく巻き上がる土ぼこりが選手の眼や喉に悪影響を及ぼし、さらにスピードが出やすくな
るために繊細なバイクコントロールがいっそう困難になり、パンク、故障が多発し、落車すればかなり激し
く石の上に叩きつけられ、大怪我をすることになる可能性が高くなります。
また、2019年までは春の開催でしたが、今回の秋開催は春とは一味違う雰囲気です。復活祭前後の大地は
荒涼としていますが、朝夕に露の降り始めるこの時期は、いまだ緑があちこちに。たとえば最初の大き
なセレクションが行われる第19セクター(12番目)、伝統のトゥルエ・ダランベール。鬱蒼とした木々の間
を貫く2300mの直線は、普段から自動車の通行が禁止されているせいか、大会数日前の映像を見る限り草ぼ
うぼうの現状で、未だに夏の面影が残っています。
9月過ぎからは、名産のビーツを掘り起こす収穫期だけに、泥だらけのトラクターが日々、パヴェの農道を行
き来します。やはり伝統的な勝負地として知られる全長3000mモン・アン・パヴェール(第11セクター・20
番目)や、直角コーナーを含む2100mのカルフール・ド・ラルヴル(第4セクター・27番目)は、すっかり
土に覆われているようです。これからの時期は「落ち葉のクラシック」の時期でもあり、あちこちに枯れ葉
が積み重なっていることもあり、春以上に、濡れて滑りやすい条件が揃ってしまっています。しかも天気予
報はなんと!雨。近年はもうもうと砂埃の上がるレースばかりですが、なんと2001年大会以来20年ぶり
に、泥んこ合戦が実現する可能性が高くなってます(2002年も濡れた路面での戦いでした)。ついでに気温
も、日中でも15度程度までしか上がらず泥んこ+低温のザバイバルレースの様相を呈しています。
DOMANE SLR Team Modelでいよいよ今夜スタートします。
同時に女性とジュニアカテゴリーもスタートします。
このチームモデルがかなり気になりますね~
ワタクシ達がDOMANEをお話する際に必ず「パリ~ルーベ」「石畳」を必ず必須ワードで
入れるほどドンピシャのモデルですね!かつてカンチェラーラ選手がメインで開発に
参加したことからバツグンの乗り味、素晴らしい振動吸収性を約束してくれます。
できれば、晴天での開催が望ましいのですが、
大きなトラブルや落車などが無い事を願います。
10月3日(日本時間)の夕方からのスタートです。今から楽しみですね!
本日のブログはDOMANE 大好きな徳田でした。