乗り出して1ヶ月程で「ブレーキの音鳴きが酷くて止まらない!」と相談をされる方が多いこの頃…
多くの場合、使い方に問題があります。
バイクをお渡しの時に説明をしていますが…
説明項目が多いのと、自転車が楽しくなり忘れてしまう事でしょう♪
僕もスマホ契約とかで覚えているのは月額使用料のみ…
これと同じ様な気がします♪
・音鳴りの原因になる行動とは?
「ブレーキを軽く握り、長い距離を使ってゆっくり止まる」
この使い方が原因となります。
・なぜこの状態になるのか?
軽く擦っているとブレーキローターとブレーキパットの表面がツルツルになり制動力が低くなり大きい音で「ぎゃー!」と煩くて止まらない状態の完成です。
・雨天走行後は必ずチェックしてください!
雨天走行後、晴れなのに音鳴りが酷く止まらない事があります。
原因として水たまりにオイルが浮いて虹色になっているのを見た事があると思います。
この水がローターとパットに付着すると、乾いてもダメです…
雨天後はビックリするぐらい止らない事もありますので、ブレーキの効きチェックを必ず行ってください。
パットに油分が染み込んでしまった場合はパット交換とローター洗浄が必須になります。
・油汚れと言えば定番アイテムはブレーキパーツクリーナー!
名前の通り、ブレーキとパーツをキレイに出来る!アイテムではありますが、油種類なので自転車のディスクブレーキに使うと鳴きます…
ブレーキパーツクリーナーの溶剤の成分によっては、キャリパーのダストシールを痛めてオイル漏れの原因になる事もあるそうです。
メーカーもパーツクリーナーの使用はダメだそうです。
フレームもローターもキレイに出来るのが ↓
フォーミングマルチクリーナーです。
前回ブレーキローターとキャリパーを洗ってから200キロ程度なので、音鳴りは無く汚れも少ないと思いますが…
ゴシゴシせずに泡を拭き取っただけで、このぐらい汚れています。
そして、パットの内側も濡れるので、乾くまでは音鳴りがします。
しっかりと油分が付着してしまった場合は ↓
しっかりとした洗浄が必要になります。
・油分を洗い流すなら中性洗剤はダメなの?
中性洗剤でも油分は落とせるので使用は問題ありません。
ただ、ブレーキ面に洗剤残っていると、雨の日のリムブレーキぐらい止りません…
そこで…
土砂降りの日に洗剤2~3滴をパット部分に垂らしてみました♪
穴ぼこだらけなので泡立ちはイイ感じです♪
カニみたいな感じです♪
パット部分も見た目はキレイになりそうなぐらいの泡立ちです!
家まで30分程度ですが、この程度の雨では洗剤は流し切れず…
洗剤はオイルと同様に残っていると止まらないので、ちゃんと洗い流してください。
手間を考えるとフォーミングマルチクリーナーの方が楽チンです。
・出先でのセルフ対応はできるのか?
先に書いた様なツルツルで煩くて制動力が低い場合は、煩くてもブレーキをしっかりと使って止る。
これを繰り返すと音鳴りも少なく、ちゃんと止まる様になる事が多いですが、個人差で大きく変わると思います。
バットやローターにオイルが付着していると、ぜんぜん改善されませんので…
お店での作業となります。
重要な事なので初めと終わりに書いてみました♪
1番の対応方法は、お店で状況によって対応させて頂く事だと思います。