その痛みに待った!!あなたに合った サドル を見つけるために①

こんにちは。

秋らしくなって、朝方は寒いけど日中は程良い気温になりました!
こんな気持ちの良い季節ですから、サイクリングやロングライドをやるって方も多いと思います。

でもライド中、お尻が痛くて長い距離は走れません!って方も多いと思います。
最近、パット入りショーツを探しに来店される方も多くなって来ました。
あとは、サドル探しをされている方ですかね。

アクセスとして、間違いではないのですが、気を付けないとサドル沼にハマってしまいますので、
まずは、サドル沼にハマらないためにここを見直して欲しいという話です。


1.サドル の座り位置

フィッティング ブログにも記載していますが、お尻の痛みに対して、サドルを疑うのは悪い訳ではありません。

しかし、サドルにも座って欲しい部分がある事をポイントとして押さえておきましょう!

フィッティング のあれやこれ ~お尻の痛み~

サドル のどの部分に座るか、これによって全く痛みが出ないという事もあります。

自転車店に勤めて10年。

様々な方のフィッティングを診てきましたが、お尻の痛みの大概はこの座り位置です。

ココが押さえてあれば痛みが出る事は、ほぼありません。


 

2.サドル の角度

サドルにも角度を出せます。

↓の画像は、Bontrager から販売されている Aeolus Short Saddle の取付方法です。

「前面を2度傾け」「10mmセットバック」させて取り付けるというのは、オススメであって全ての人に当てはまる事ではありません。

どんなサドルでも、その人の乗り方に合わせて取り付けるのが1番大事です。

その判断のやり方は、座骨(仙骨) 起きているか / 寝ているか です。
これは、自転車をこいでいる姿で判断しますので、専門店で見てもらうのが良いかと思います。


3.パット入りショーツを履く

1と2をやっても相変わらずお尻が痛い場合、初めてパット入りのショーツを使用します。

パット入りショーツを履く際、注意点があります。
僕は、大半の人が抵抗のある「直ばき」を推奨します。

それは、シームレスパンツ以外の下着では、「縫い目」が原因で痛みが発生します。
また、パット入りショーツを履いた際に、下着の余剰分が重なってしまい、それが痛みに繋がるケースもあります。


4.これでもダメなら

1~3まで行っても全くダメなら、サドルを変更しなくてはいけません。

サドルを選ぶにあたって、注意点は2つ。

座骨幅 と サドル形状 です。

フィッティング のあれやこれ ~サドルフィット~

以前のブログでも記載していますが、 座骨幅 と サドル形状 は結構大事です!

座骨幅に関しては、TREKから座骨幅を測定する器具が出ています。

この幅を測る事で、サドルの幅が決まります。

座骨幅に対して幅が広いサドルを使用すると、座骨がサドルの本当に座って欲しい位置よりも前に座ってしまいます。
これにより、お尻が痛い!となります。

また、座骨幅よりも狭いサドルを使用すると、サドルの本当に座って欲しい位置よりも後ろに座ります。
これにより、サドルの前後位置がズレ結果、股ズレが発生します。

サドル形状に関しては、ケイデンスが高いか/低いか座骨が起きているか/寝ているか男性/女性など。
乗り方に合わせて考えなくてはいけません。

サドル形状は沼にハマりやすい要因の1つですので、今度この形状の話とどういった人にオススメなのかを記載します。


フィッティングに関わるお悩みやフィッティングのココが知りたいという事があったら、
お気軽に野々山まで連絡を下さい。

メールでもOKです。
皆様からのご連絡お待ちしております。

 

本日のブログ担当:野々山

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