チェーンの伸びには御用心!〜安全に自転車に乗るために〜

こんにちは、川村です。

4月7日火曜日に緊急事態宣言が出されました。今回の新型コロナによる影響で電車移動から自転車に切り替えた、または切り替えたいという声も多く伺います。

当店でも春になり冬の間はお休みしていた自転車を再開する!もしくは、長らく眠っていた自転車にもう一度乗るためにメンテナンスをというご依頼を多くいただいております。

作業する中で最近よく目にするのは、自転車のチェーンが伸びているという現象。そのまま、使い続けると大きな事故・怪我に繋がり兼ねず、大変危険です。

そもそも、チェーンが伸びるってどういう事?そのまま使うとどうなるの?という疑問についてご説明いたします。


『チェーンが伸びる』という現象

自転車のチェーンはプレートとプレート、それを繋ぐリンクで形成されています。チェーンは消耗品なので、使用しているうちにこのリンク部分が摩耗していきチェーンに伸びが生まれます。

チェーンの伸びを確認するにはチェーンチェッカーを使います。この工具で0.75%以上なら今すぐに交換することを推奨します。


伸びたチェーンを使い続けるとどうなるの?

伸びたチェーンは変速がよくないだけでなく、チェーンとチェーンを繋ぐリンクが摩耗しているので、そのまま使用し続けた場合、最悪走っている最中にチェーンが切れてしまうという恐れがあります。

また、伸びたチェーンに合わせてギアも消耗していくので、クランク・スプロケットも消耗してしまいます。つまり、より交換費用が高くなってしまうという事なんですね。

メンテナンス不足で大きな事故や怪我、大きな出費はしたくないですよね。そのためにも、都度自転車の状態を見てあげることが大切なんです。


チェーンが汚れていると、砂利や粉塵などがリンク部分を削ってチェーンの消耗を早めてしまいます。ですので、小まめな洗浄と注油がチェーンを長持ちさせることに繋がりますよ!

自転車移動を始める前に、しっかりとメンテンナンスをして安全に乗れる準備を心がけましょう!!

 

本日のブログ担当:川村(コロナ対策も愛車のメンテナンスも初動が大事)

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