【 必見! 】運動要注意! 横紋筋融解症の恐怖

今日は運動についての話。

というのも、先週お客様が緊急入院され昨日、
退院された足で店舗にて直接お話をお伺い出来ました。

お話をお伺いして、暑い日の運動は本当に危ないと思い、お客様の了解も得たので、本日はこの話をブログに書き記します。


皆さんは、横紋筋融解症って言葉をご存知ですか?
読み方は「おうもんきん ゆうかいしょう」と読みます。


横紋筋融解症とは?

横紋筋細胞が融解し筋細胞内の成分が血中に流出する症状、またはそれを指す病気のこと。
重症の場合には腎機能の低下を生じ、腎不全などの臓器機能不全を発症し、死に至る場合もある。


とWikipediaには記載されています。

横紋筋融解症は、事故や負傷などの外傷的要因や、重度の熱中症、脱水、薬剤投与などの非外傷的要因によって発生します。

今回のお客様は、熱中症と脱水症状でこの症状が発生しました。


横紋筋融解症が発症した場合について

横紋筋融解症が発生した場合、骨格筋が壊死を起こし、筋細胞中の成分が血液中に浸出し、筋肉が傷害されて筋肉痛や脱力感等の症状があらわれます。

次第に疼痛や麻痺・筋力減退・赤褐色尿などの症状が発現する。 重症の場合は、多量のミオグロビンにより腎臓の尿細管細胞が傷害され、急性腎不全症状(乏尿、浮腫、呼吸困難、高K血症、アシドーシス等)を伴うようです。


要は、

1. 筋肉が溶ける事によって、筋肉痛や脱力感が出る。
2. これが続くと、全身が攣(つ)ってしまい、おしっこが出ない状態(出ても数滴、色が赤みを帯びたオレンジ色)になると。

怖いのは、熱中症は1度掛かるとその状態は点滴を打たない限り治せないという事です。

今回のお客様は、1週間の入院で済んだようですが、通常は2週間は掛かるらしいです。


こういった事を起こさないように、夏場や暑い日の運動は止めましょう!

どうしても運動をしたいのであれば、サイクルトレーナーなど室内で行う運動で、クーラーをしっかり効かせて行いましょう!

こう言ってても、走る方はいると思います。
ですので、危険を知るために以下のモノは用意して下さい。

1. ハートレートモニター(心拍計)
2. サイクルコンピューター(心拍が計測出来るモノ)

以上のモノを用意して最大心拍数(220-年齢)を超える数字を出さないようにして下さい。

この最大心拍数を継続してオーバーする事が起きると、今回のような重大な症状になってしまいます。

命に直結しますので、くれぐれも気を付けて下さい!

本日のブログ担当:野々山

Follow me!