こんにちは。
今回も前回に引き続いて、野々山がフィッティングについてお話をしていきます。
本日のお題目は「サドルポジション」についてです。
サドルの座る位置って?
そもそも皆さん、現在ご使用のサドルの座る場所ってどこですか?
この質問に答えられる方は、素晴らしい感性と感覚をお持ちだと思います。
ほとんどの方がサドルの座って欲しい場所を理解せず使用されている事と思います。
メーカーとして、サドルを製作する以上、どこに座骨が当たって欲しいか。というのがあるはずなんです。
そこを理解して調整する事で、お尻の痛み、股擦れ、尿道の痺れ、恥部の痛み 等々
解決出来る事が多いはずなんです!
サドルの座って欲しい場所の特定方法
では、サドルのどの位置に座るのが正しいのか?というと、
皆さんに理解してもらいやすいようにこんな写真を用意しました。
例として、Bontrager Sports Saddle に登場してもらいました。
こちらはクロスバイク 「FX1」や「FX2」に純正で付いているサドルです。
赤マーキングシールを2箇所貼って、そこに分かりやすく黄色垂線を引いています。
◆赤マーキング=座骨が乗る場所
この赤マークの場所に座骨が来るよう座ってもらいます。
前座り・後ろ座りをする人
ペダルを漕いでいて、お尻が徐々に前に行く人、もう少し後ろに座りたい人はサドルの位置(サドルポジション)とペダリング位置がズレています。
お尻が前に行く人は、もう少し前サドルを出せば問題解決するでしょう!
また、もう少し後ろに座りたいと感じている人はサドルを後ろに下げてあげましょう!
Bontrager Saddle の一挙紹介!
僕が実際座ってみて、ここに座ると良いよ~という場所を一気にご紹介!
自分はこの位置に座れていますか?
クロスバイク
ロードバイク(ユニセックス)
ロードバイク(Women’s)
さて皆さん、いかがでした?
指定の場所に座れていましたかね?
そうでない方は、フィッティングを行う事を強くオススメします。
㊙サドルの前後位置
取り付け位置で比べてみました。
レール位置の後ろを同じ位置にした際の座骨位置の違いです。
それぞれ、クロスバイク向け同士の比較、ロードバイク(ユニセックス)同士の比較、ロードバイク(Women’s)同士の比較としています。
選ぶサドルによって違いがしっかりある事が分かります。
こうした部分を理解してサドルを選びましょう!
分からない方はまず相談!
当スタッフまでお気軽にご相談下さい。
本日のブログ担当:野々山
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