フィッティング のあれやこれ ~手の平の痛み~

毎度おなじみのフィッティング話。
あ、どもども!野々山です。

今回は手の平の痛みについてです。


何故起きるのか?

サイクリスト特有と言っても良い症状です。
Googleで調べてもすぐにヒットしますね。

主な症状は以下になります。

ハンドルを握り続けることで、手首にある神経のトンネルが長時間圧迫され、
神経が麻痺を起こすものです。

要は、手の平に荷重が掛かり過ぎているという事です。
↓のような状態の方は要チェックですよ!

①肘(ひじ)が突っ張っている
②腰が「へっぴり腰」になっている

このような状態になっている方は、ポジションと乗り方を見直しましょう!


防ぐためには?

手の平の痛み(痺れ)を防ぐ為には以下の4項目が挙げられます。

【1】正しい乗車姿勢の維持と体幹の強化
これは続ける事が重要です。
少しでも長く出来るようにちょっとずつ続けていきましょう!
ポジションの改善も必要な場合があります。
まずは、フィッターに相談をしましょう!

【2】ハンドルバーを握る場所をこまめに変えること
ハンドルの握る場所は黄色で囲った3箇所があります。
②:①:③=7:2:1 で使用して下さい。

【3】手に過度の負荷をかけないこと
肘を突っ張ったり、腰が引けてしまったりすると手に荷重が掛かります。
また、疲れた時こそ↑の【2】の①に手を添えて走りましょう!

【4】パッド付きのグローブを使用をすること。またはパッドが消耗していないか確認をしましょう!
パッドが入っているかどうかで痺れの軽減率が違います。
また、長い期間使用しているパッドで痛みが出る事もあります。
(パッドのクッション部分がヘタって来ている事による)
僕の経験上、パッドが入っている事に痺れが出た方もいました。
様々な内容で手の痺れを巻き起こしますので、一つずつ試して痛みの内容を理解しましょう!

【1】~【4】までをしっかり見ても改善が見られない場合は、すぐにでも病院で診察を受けましょう!

 

本日のブログ担当:野々山
nonoyama

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