フィッティング のあれやこれ ~フラットハンドル~

こんにちは。いつもフィッティング話、野々山です。

本日はフラットハンドルについて。

フラットハンドルはドロップハンドルと違って好みの部分が大きいです。
折角なので、注意点と共に確認してフラットハンドルマスターになりましょう!


フラットハンドルの注意点①

フラットハンドルの注意点として、ハンドルの幅があります。

日本での自転車マナーはご存知頂いていますか?

警視庁から発表されている自転車のマナーに↓の記載があります。

車体の大きさとして、
◆長さ=1900mm以内 → 基本的なスポーツバイクは全て当てはまります。
◆幅=600mm以内 → ここが今回のポイント!
※自転車の交通マナーについて → 東京都警視庁 自転車の正しい 乗り方

交通ルールに準じるという事であれば、まずハンドル幅は要チェックです!

一般的なクロスバイクですと600mmくらいのモノが取り付いていると思います。
ここを逸脱すると、歩行者に危害を及ぼす恐れが出てきますので、歩道走行が出来なくなります。
自転車道も同じ理由で不可となります。

MTBですと、ハンドル幅は700mmなどのモノが採用されています。
歩道や自転車道を走行するのであれば、カットしてルールに準じる必要があります。

ここでのポイント!

①(一般的な使用であれば)ハンドルの幅は600mm以内とする事。
②600mmのハンドルが売られていない場合、カットして使用するベシ!


フラットハンドル注意点②

フィッティングの話としつつも、交通ルールの話になっていますね・・・。
僕らしくないので、フィッティングの話をしましょう!

フラットハンドルには、ライズベンド角というものがあります。
ライズとは、ハンドル上がり量の事。
ベンド角とは、ハンドルを正面から見た時の、曲がり角度を指す「アップスイープ」と
ハンドル上から見た時の、手前の曲がり角度を指す「バックスイープ」の2つの事を指します。

百聞は一見に如かず。

BontragerのIsoZoneハンドルに登場して頂きました!

写真の中には3つの角度から見た(厳密には2つなんですが・・・。)ハンドルの被写体があります。

1番上のは正面から見たモノです。
ライズとアップスイープ、バックスイープを線で引いてみました。
ハンドルの中央のオレンジ色がライズ。
ハンドルの右端の線がアップスイープ。
中央のハンドルの上から見たモノの右端に書いてある線がバックスイープです。

ライズは○○mmと長さで表示させます。
例えば、このハンドルのライズは25mmなので、ハンドルクランプ部分から25mmハンドルが高くなっていると思って下さい。

ですので、簡単に言うとライズとはハンドルの高さに関わる部分を指していると考えて良いと思います。
ライズの量が大きいと、ハンドルは高くセッティングされます。
量が小さいと真っ直ぐという事なのですが、金属を曲げていますのでここはハンドル剛性にも影響を及ぼします。

ライズが小さい=剛性が高い となると、金属のしなりは出ませんので衝撃が手に伝わりやすいです。が、ダンシングをしてもよれませんよね?

ライズが大きい=剛性が低い となると、金属がしなりやすいので、衝撃や振動を和らげる力があると言えます。

実は、ライズの意味を調べたのですが全く載っていなく、ここはフィッターらしくセッティングとモノの作りで理解してみる事にしました。

アップスイープとバックスイープですが、こちらはハンドルの握りやすさに影響を及ぼします。

今日もニコニコ新人の塚本くんです。 皆さん、仲良くしてあげて下さい~

彼には、ゴニオメーターという角度計を700mmの長さに設定して握ってもらっています。
まず、バックスイープの意味です。

フラットハンドル状態(180°の棒状態)で握ると手首が少しだけ曲げられます。
本当に少しですが、これが長時間維持されると手首が痛くなってきます。

それを彼が楽になるくらいに曲げて握らせてあげました。
手首が真っ直ぐになりました。 この時の角度が、、、

25°でした。 という事は、塚本くんは手首を楽にして握る場合、バックスイープが25°に設定すれば良いという事になります。

続いて、アップスイープです。

これは昔で言う、鬼ハン状態ですね~(笑)
こうなると、腕橈骨筋(わんとうこつきん)が張ってきます。

アップスイープとは、利かせ過ぎると腕が張るという事になります。

細かくは掛けませんが、こうした部分を理解してハンドルを選ぶ必要があるという事です。

ちなみに、、、
僕の好みだけで言うと、バックスイープは15° / アップスイープは6° くらいですね~

皆さんはどうなんでしょうか?

ここでのポイント!

①ライズを理解しよう!
②自分の好みのバックスイープとアップスイープを知ろう!


補足!

フラットハンドルには、ライズ・ベンド角があります。

交通ルールも守りながら、この辺を選り好みするのは正直難しいです。
しかし、知っておけばきっと役に立つことはあります!

ですので、まずはこういったモノなんだな~っと理解して下さい。

あとは、タイヤ径(ホイール径)が小さくなればなるほど、ライズ量(数字)が大きいモノを選ぶと乗りやすくなります。

なんせ、元から前傾が強いですからね~。

フラットハンドルを握っていて、手首が疲れやすい方はバックスイープを見直す事をお勧めします。

アップスイープは5°前後あれば良いと僕は思います。
極端なアップスイープは、腕橈骨筋が張ってしまいやすいです。

身体の痛みを正確に読み解ければ、きっと良いハンドルに出会えるはずです!

本日も野々山でした~

 

本日のブログ担当:野々山
nonoyama

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