お家でも楽しめる!!『自転車映画』のオススメ

こんにちは、川村です。

先月に公開された映画「栄光のマイヨジョーヌ」は皆さんご存知ですか?プロサイクリングチーム、オリカグリーンエッジを5年間渡り密着したドキュメンタリー映画です。個人的に2013年のツール・ド・フランス第1ステージでの「オリカバス事件」の裏側が見れてとても興味深かったです。当時オリカに所属していた別府史之選手もチラッと映像に出ていました!

以前から楽しみにしていた私は公開直後に観に行ったのですが、その後の状況の変化もあり、興味はあったけれども機会を逃してしまったという方も中にはいるのではないでしょうか?

という訳で今回は、週末の外出自粛などでお家の時間が増えたという方にもオススメな自転車に関する映画のご紹介です。


The Road Uphill

オススメ度:★★★★★

ルクセンブルグのイケメン兄弟、アンディ・シュレク&フランク・シュレクを中心にTREKが機材供給をしていたプロチーム、レオパード・トレックに密着したドキュメンタリー映画です。その年にチームメイトを襲った悲劇、その中でツールの総合優勝のために全てを賭ける選手達の眼差しは少し怖くも感じる程。リアルなプロロードレーサーの生き方が詰まっている作品です。TREKファンお馴染みのファビアン・カンチェラーラやイェンス・フォイクトも出ていますよ~!

疑惑のチャンピオン

オススメ度:★★★★★

ガンを克服し、7年連続ツール・ド・フランス総合優勝という偉業を達成しながら、その後ドーピングが発覚して自転車界から永久追放されたランス・アームストロングの伝記映画です。

アームストロング氏についてはあえて触れませんが、これだけの予算規模で一人の自転車選手を映画化されるという事自体が前例のない話で、当時使用されているバイクやジャージなども忠実に再現されている部分はオールドファンにとっては溜まらないのではないでしょうか。あまりにもリアルに表現され過ぎているために目を覆いたくなる部分もありますが、主演のベン・フォスター氏の役作りには絶賛に値すると思います。

茄子 アンダルシアの夏

オススメ度:★★★★★

自転車好きにはお馴染みかも知れませんが、黒田硫黄先生の短編漫画集『茄子』に収録された『アンダルシアの夏』を原作としたアニメーション映画です。

舞台はブエルタ・ア・エスパーニャの1ステージ、主人公のペペ・ベネンヘリが「逃げ」を打ちレースを走りながら自分のこれまでの人生を思い起こし、それでもひたすらに勝利を目指して仕事をし続ける様子はまるで実際に起きたことのような現実感で、自転車選手の「仕事」と「人生」の表現が美しくも切ないそんな思いにさせられました。主人公のペペの声を大泉洋さん、エンディングテーマは「自動車ショー歌」の替え歌で「自転車ショー歌」を自転車好きで有名でした忌野清志郎さんが担当しています。


オススメ映画をご紹介する内に、ついつい全て星5つになってしまいました。(笑)

こんな時だからこそ「自転車好きが出来る͡事」、「自転車だから出来る͡事」に気付いてより楽しい自転車生活を見出していきたいですね!

本日のブログ担当:川村(結局、家でも自転車というお話でした。)

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