【カスタムさせていただきました】DomaneALフロントシングルカスタム!

皆様ごきげんよう、伊藤です。


さて、TREKのロードバイクの中では一番お手頃なDomane ALシリーズ。
最初の1台としても、あるいはアドベンチャーバイクとして2台目以降にも大変ご人気をいただいてます。
エントリーとは思えない高級感あふれる見た目も素敵ですよね!!

Domane AL2(未カスタム、店頭にて展示中の車体です)

自分はご案内の際に「カスタムベースとしても優秀ですよ!」とご紹介をさせて頂く事があるのですが
(実際に広めのタイヤクリアランスやフェンダー、キャリアマウント、多めなボトルケージ取り付け可能位置などなど・・・カスタムの幅が広くとれたり、そもそもの素性がいいのでカスタムベースとしても本当に優秀だと思います)
この度お客様からカスタムのご相談を受けさせていただきました!

・・・と言うわけで今回はそのカスタムをご紹介させて頂きます。
(N様、いつもありがとうございます!!記事遅れてしまい申し訳ございません!!)

 

・カスタムで使ったものなど

今回のカスタムで使ったもの

今回使ったものを大まかにご紹介すると下記のパーツ群になります。

シフター/SRAM Rival22
リアディレイラー/SRAM Force1 Medium
カセットスプロケット/SRAM PG-1170
チェーン/SRAM PC-1170
チェーンリング/SRAM X-SyncChainRing 110PCD 44T
ハンドル/EASTON EA70 AX
ホイール/Bontrager Aeolus Elite 50 TLR
リムテープ/Bontrager TLR用
バルブキャップ/LEZYNE
タイヤ/SCHWALBE SCHWALBE ONE 28C
ディスクローター/SHIMANO SM-RT900 140mm(前後共に)
シーラント/STANS NO TUBES

 

今回のパーツをチョイスするにあたってN様とお話をさせて頂き、普段お乗りいいただく中で「8sだと歯数のギャップで変速ショックが大きい部分がある事」や「アウターをそんなに使わない、ギア比を少し軽めにして坂を楽にしたい」、「SHIMANO以外のコンポーネントを使ってみたい」等のいろいろな理由からSHIMANOからSRAMへコンポーネントの交換チューブレス化と言う運びになりました。

SRAM好きなんです(伊藤が)

元々の車体はSHIMANO・Claris R2000を搭載していますが、今回はSRAM・Rival22/Force1の混成でパーツをチョイス。

Force1のリアディレイラー格好良すぎる・・・

RDはMediumサイズなのでカセットをもう少し大型化しても余裕があります。

レバーはRival22、重量以外はRED22とあまり変わらないです

Rival1、Force1ともにシフターが在庫切れだったのもあってシフターはRival22を選択させて頂きました。

PCDと穴の数でチェーンリングを選ばせていただきました。BBやクランクアームはまたの機会に・・・

クランク、チェーンリングは様々な理由からアームをそのまま使い、チェーンリングをPCD110の5穴と言うところもありSRAM X-SyncChainRingの44Tに。
スプロケットはPG-1170の11-28T、チェーンはPC-1170です。

作業中の1枚・・・
SRAMのスプロケット単純に格好いいんですよ

フロントシングルはもともとトラブルが少ない構成ではありますがチェーンリングを選ぶにあたり「チェーン、スプロケット、チェーンリングの3点は同じメーカーにした方が変速性能的にも、あるいは変なトラブルも少ないだろう」と言う勘ぐりからのパーツをご提案しました。

ここから先、ちょっと本題からそれます。
上記の考え方自体は多分そこまで的外れではなくて(実際楕円チェーンリング+軽量スプロケット+サードパーティーのチェーンの組み合わせ等で変速性能が落ちることはあり得ます。)一応互換の公表されていないメーカーの混成で組む場合はシフター+前後ディレイラーはメーカーA、チェーンリング+スプロケット(+チェーン)=メーカーBみたいにした方がトラブルは少ないと思います。
まぁ説明書通り組むのが一番性能はいいんですけれども(注:この記事はSRAM-SHIMANOミックスで乗ってる人が書いてます)

閑話休題。

チェーンリングの歯数に関してはN様が緻密に計算をしてくださり走り方などを改めてヒアリングして話し合い、最終的に44Tに。

ホイールはBontragerAeolus Eliteの50mmハイト、タイヤはSCHWALBE ONE 28CのTLEタイプ(クラシックスキン)、バルブはLEZYNE CNC TLR VALVES

TL用バルブはレザインを使用、キャップが多機能すぎて好きです

実はこのバルブキャップがすごくて先端がトルクスレンチ、またバルブキャップ自身がバルブコアを外すツールにもなっています。
見た目的にも普通の物と違ってオリジナリティを主張してくれます。
ここまで伊藤が好きなメーカーばっかりなのは内緒

 

ブレーキローター、SM-RT900。これまた格好いい!!

ブレーキローターは話していく中で140㎜に変更することに。店舗にあったSM-RT900を気に入って頂いたのでそちらをチョイス。後日談にはなりますがお客様お持ち込みで今SNS等で話題沸騰中の某機械式ブレーキを取り付けさせて頂きまして、そのブレーキがデフォルトだとローター径の指定が140㎜だったので結果としてベストなチョイスになりました。

カペルミュールのエンドキャップがワンポイントとしてきらりと光りますね!!

 

そして最後にエンドキャップを取り付けて・・・!!

 

 

 

 

カスタム後のお姿

この様に生まれ変わりました!!!
担当させて頂いたという事もありますがまとまりがあってめちゃめちゃ格好良く仕上がったと思います!!!!
(アメサイドのタイヤ、めっちゃ良いですね・・・自分もつけたくなってきた・・・)

 

コクピット周りはこんな感じです

いやぁ、カスタムっていいものですね、世界に一台だけの自分の自転車が出来上がりますので!!

 

ご納車させて頂いたN様にも大変お喜び頂けて、自分としてもとても嬉しい仕事になりました。
今後ともよろしくお願いします!!

 

また、カスタムのご依頼などがありましたら店頭スタッフまでご相談ください。

それでは!!


ちなみに今回の仕事にあたり姉妹店ブログも参考にしました

【コラム】 チェーンテンション と 漕ぎの重さ


書いた人:伊藤

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