こんにちは、川村です。
グランツール最終戦、ブエルタ・ア・エスパーニャも残り2ステージ。短った今シーズンのラストレースです!毎年ブエルタが一番面白いと言われておりますが、今年も見どころ満載、ツッコミどころも満載ですね。
さて、今年は例年より3ステージ少ない18ステージでの戦いとなりますが、注目の総合優勝 マイヨ・ロホ争いの予想と共に今大会のここまでを振り返りましょう。
新型コロナの影響でステージ数が少なくなった今大会はなんと初日から1級山岳山頂フィニッシュ。雨の登りではツール通算4勝のクリス・フルームが遅れてしまいました。昨年の大怪我からの復帰も本調子とまではいかなかったようです。その後懸命にチームメイトのアシストをするフルームの姿がなんとも新鮮でしたが、「今までアシストしてもらっことを自分がしない訳にはいかない。」というコメントに漢気を感じましたね。早く圧倒的な強さで走る”フルーミー”が帰ってきて欲しいです。
マイヨ・ロホ争いはツールで惜しくも2位のログリッチェ(ユンボ・ヴィズマ)と昨年のジロ優勝のカラパス(イネオス・グレナディアーズ)が大本命。両者同タイムで迎えた大会最大の山岳、クィーンステージはお口あんぐりアングリルで有名なアングリル峠。TREKファンは17年のブエルタでアルベルト・コンタドールのプロ最後の勝利の地として有名ですね。
終盤は平均勾配14%、最大勾配23.5%というステージを制したのは3位伏兵ヒュー・カーシー。ログリッチェはカラパスから20秒のタイムを失いました。
20秒のタイムギャップでカラパスを追うログリッチェですが、翌ステージの33.7kmの個人TTでは再逆転。現在45秒のタイム差でカラパスがログリッチェを追う展開で本日は最終日前、最後の山岳ステージです。
カラパスのマイヨ・ロホ奪還を狙うイネオスによる総攻撃をログリッチェは耐え凌げるのか否か、45秒という時間が鍵となりそうです。
今年を締めくくりのブエルタ総合優勝、私スタッフ川村の優勝予想は3位のヒュー・カーシー(EF)。対するスタッフ須賀の予想は2位カラパス。果たして最終日のマドリードでマイヨ・ロホに袖を通すのは誰になるでしょうか?お楽しみに~!!
本日のブログ担当:川村
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