キックスタンドと注意点について

「キックスタンドが取り付けられない」という話は良く聞きます。

リムブレーキモデルでは、アルミモデルの Emonda ALRカーボン自転車全般と。

そもそもなフレームの肉厚や強度の問題「NO!」となっていた物は非常に多くあります。

現在でも、こうした理由とブレーキ関係の問題から、取付はNGとしているショップやメーカーはあると思います。

正直に言います!

Discブレーキモデルに、スタンドを取り付ける事は出来ます!

まずは、↓写真をご覧下さい。

収納しても足に当たるような事はありません。
良く考えられている商品です。

取り付けている自転車は Emonda ALR 4 Disc 。
この自転車に↓のキックスタンドを取り付けました。

商品は、 MINOURAFlat-Mount-Kickstand ですね。(販売価格:2,580円(税抜))

取付方法はいたってシンプル。

Flat Mount Disc Brake に フレーム ごとネジで一緒に固定するのみ。

はい! 気付いた方は鋭いです!

ここが注意点ですね!

キックスタンドは足で蹴ってスタンドを下ろしたり上げたりします。
所説はありますが、足は腕の3倍の力が発揮されるとの事・・・。
フラットマウントのトルクは6~8Nmとなっていますので、おのずとブレーキの調整がズレてきます。
こうなると、何もしていないのにブレーキが常に効き続けているという事になります。


今日知っておいてほしい事

どんな商品でも、ネジが全く緩まないという事はありません。
こうした事を理解すれば、対応策はしっかり取れると思います。

定期的な整備、特にネジが緩んでいないかのトルクチェックが必要となるという事です。

メーカーもNoメンテナンスは想定外の使用方法となっています。
LOROだけではなくTREKも定期的なメンテナンスを推奨しています。

当店でお買い求め頂いていても、そうでなくても。
約3ヵ月に1度はネジの緩みがないかチェックを行うようにして下さい。
定期的に点検を行えば、こうしたスタンドも安全にご利用頂けます。

 

本日のブログ担当:野々山

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