こんにちは、川村です。
パワフルなアシストとスポーティーな走破性が自慢のE-BIKE,「Allant+ 8」が新たに試乗車に加わりました!
既に常設しているVerve+ 2 Lowstepと合わせてご試乗いただけます。同じクロスバイクタイプのE-BIKEである両者ですが、どこが違うのか?自分に合う走り方・好みはどちらかな~?などなど、乗り比べて実際にご体感してみてはいかがでしょうか!!
Allant+ 8 ¥430,000(税抜)
パッと見ても、27.5×2.40インチのタイヤと内蔵バッテリーのスタイリッシュなデザインが特徴的ですね。Verve+と比べてどのように違うの?と疑問に思う方へ、Allant+のここがポイント!という部分をまとめてみました!
■進化したドライブユニット Bosch Performance Line CX
E-BIKEを見極める上で一番重要になるのはドライブユニット、即ち自転車の心臓部です。Verve+には静音性とスムーズ発進が持ち味の「Active Line Plus」、Allant+はよりパワフルな「Performance Line CX」が使われています。ドライブユニットについては以前のブログで詳しくご紹介しておりますが、後述の走りの違いにも表れますので大事なポイントです。
■見た目もスッキリ!内蔵式バッテリー Bosch PowerTube 500
Verve+ 2とAllat+ 8。フレームカラーが同じこの2つの見た目を大きく分けるのは、Allant+ 8は内蔵式バッテリーのPower Tube 500が使われていること。バッテリーもより大容量に、ecoモードで最大167kmも走ることが出来ます。勿論、見た目がスマートになったことも魅力的ですよね。
■ベースの車体を見て分かる!「Verve」と「FX」
Verve+でベースとなっているのは日本未展開の「Verve」というクロスバイク。アップライトで近めなハンドルポジションに加えてLowstepモデルはトップチューブのない跨りやすい工夫がされており、より街乗りをベースに考えている方には優しいつくりになっています。
一方で、Allant+でベースとなるのはTREKではお馴染みのクロスバイクである「FX」シリーズ。よりクロスバイクらしい前傾姿勢は、上半身の体重もペダルに乗せることができるのでスピードの維持がし易く、全身を使ったペダリングで体の一箇所に負担をかかることを防げます。FXシリーズ同様にハンドリングの反応の良さや乗っていて感じる楽しさもしっかり受け継がれているように思います。
■乗って分かる!軽快でスポーティーな乗り味
それでは、実際にAllant+に乗ってみましょう!漕ぎだしてすぐに感じるのは、アシストによるパワフルな加速。これはスーっと静かに発進するVerve+とすぐに違いを感じることが出来ると思います。そして、あっと言う間に時速20km/h~の速度域へ。ここまでスピードに乗ればクロスバイクらしいジオメトリーも相まって、ただ力を入れずとも惰性でペダリングをするだけでこの速度域をキープ、力を抜いてみるともう一度アシストが背中を押してくれる、時速20km/h前後を無理なく無限にキープさせることを意識するとこの車体のポテンシャルを最大限に引き出せそう!という印象です。
キャリアやフェンダーも備え付けの上、27.5×2.40インチのタイヤが安定感をもたらしてくれるので、グラベルなどに足を伸ばしてみるのも面白そうですね!
日本の道路交通法上、時速24km/hを超えるアシストは認められていませんので、これより速い速度域を継続して走りたい・走れるという方にはこのE-BIKEの恩恵は受けられません。ですので、そのような方は電動アシストのないクロスバイク、ロードバイクの方が適しているかも知れません。しかし、時速20km/h前後をより楽に、尚且つスポーティーな感覚を楽しみたいのであれば、Allant+は最適な1台です。
TREKで一番スポーティーなE-BIKE、Allant+ 8。是非ご体感下さい!!
本日のブログ担当:川村