油圧ブレーキキャリパー分解!

今回の獲物はブレーキキャリパーにした田子です。
仕事柄、車やモーターサイクルのブレーキは数知れず作業してきましたが…
自転車のブレーキキャリパーは初!
オーバーホール用のパーツも出ていないので作業は出来ません…
残念…


今回の獲物はTEKTROのブレーキキャリパー!
廃棄する前に分解してみました♪


ネジ2本を外すと真っ二つ!
締め付けトルクが不明なので分解しても元の状態には戻せません。
興味本位で緩めたりしてはダメですよ!


キャリパーピストンを抜きました♪
抜き方はとっても危険なので秘密です。


青いゴムの部品(以下シール)も抜いて、これでバラバラ状態です。


シールとピストンは常に接触していて、オイル漏れをしない様になっています。
このシールがキモで、オイル漏れとピストンを元の位置に戻す働きをしています。
確認はしていませんが、ハイエンドモデルのピストンでセラミックなのかな?と思う物もありますが、怖くて抜いてません…
ざ・手書き↓


キャリパーの断面を書くとこんな感じです。
赤い四角はシール、真ん中の長方形がピストンと思ってください。
では、赤◯の部分を拡大!


力の加わっていない時のシールは四角い状態です。


ブレーキレバーを握るとピストンが押し出されてシールが変形して…


ブレーキレバーを離すと元に戻る。
ブレーキパットが減るとシールの移動量以上にピストンが押し出される事でブレーキローターとブレーキパットのクリアランスは保たれ、握り量は変わらない様になっています。

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